クイズ

都道府県クイズ 20 問

名産、名所、むかしの国の名前、お祭り。六十問から二十問を選んで出します。押すたびに組み合わせが変わりますので、続けてお使いいただけます。

所要 20 分難しさ ●●○みんなで印刷できます
都道府県クイズ
かぞくのまど kazokunomado.com/rec/

都道府県のクイズは、正解を当てることが目的ではありません。その土地の名前が出た瞬間に、行ったことのある方が話し始める。そこがこのレクの中心です。

進め方

職員が問題を読み上げ、みんなで答える形がいちばん広がります。一人ずつ順番に当てていくと、答えられなかった方がつらくなりますので、全体に投げかけてください。

答えが出たら、そこで終わらせないでください。「行かれたことはありますか」と一言足します。ここから先が本番です。

新婚旅行で行った、息子が住んでいる、戦争のときに疎開していた。都道府県の名前は、思い出の引き出しになります。一問で十分話が続くことがありますので、時間は多めに見ておいてください。

答えられない方への配り方

ヒントを入れて印刷しておくと、その場で出せます。「お米とお酒で知られています」「武田信玄の国です」。この一言で思い出される方が多くあります。

それでも出ないときは、選択肢を三つ作ります。「新潟県、富山県、石川県。どれでしょうか」。三つから選ぶ形なら、多くの方が答えられます。

分からないまま次へ進むのは、避けてください。一度そうなると、その方は手を挙げなくなります。答えられた形で終えることが、次につながります。

地図を横に置くと、広がります

日本地図を一枚、壁に貼るか、机に置いてください。答えが出たら、その場所を指してもらいます。

これだけで、二つのことが起きます。位置を思い出そうとすることで頭を使いますし、隣の県の話へ自然に広がります。「その隣が、私の生まれたところです」という言葉が出ます。

大きめの地図がよいのですが、なければ新聞の天気予報の欄でも使えます。日本の形が見えれば十分です。

出身の県を、先に知っておきます

参加される方の出身地を、あらかじめ確かめておいてください。その県の問題が出たときに、その方に話を振れます。

「山形県です」と答えが出たときに、「○○さん、山形でしたね」と続けると、その方がその日の主役になります。生活歴の記録が、そのまま使えます。

出身地が分からない方がおられるなら、これを機に聞いてみてください。生活歴の書き方にも書きましたが、生まれと育ちは、支援のいろいろな場面で効く情報です。

触れない方がよいこと

一つだけ気をつけてください。戦争や災害に関わる土地の話です。

広島、長崎、沖縄。この三つの県が出たとき、ご自分の経験を語り始める方がおられます。そのときは、遮らずに聞いてください。ただし、こちらから水を向けることはしません。

東北の県で、震災の話になることもあります。同じです。ご本人が話されるなら聞く、こちらからは聞かない。この線を守ってください。

認知機能との関係

この課題で使っているのは、長く保たれている記憶です。認知症が進んでも、若いころのことはよく残っています。

だから、今日の日付が分からない方でも、新婚旅行で行った土地は覚えておられます。できないことではなく、できることを使う。これが回想を使ったレクの考え方です。

答えられたという経験そのものに意味があります。日常では「分からない」ことが増えていく方にとって、答えられる場面は貴重です。

記憶の状態を記録として残したいときは、長谷川式の採点で項目ごとに残せます。合計点ではなく、どの項目が保たれているかを見てください。保たれている力を使うのが、レクの組み立て方です。

印刷の使い分け

誰が使うか印刷の仕方
読み上げる職員答えも一緒に印刷。ヒント付き
お一人ずつ書いていただく問題だけ印刷。答えを書く欄を入れる
みんなで声に出す問題だけ印刷。答えを書く欄は入れない

書くのが難しい方がおられるときは、書く欄を入れないでください。空欄があると、埋めなければと思わせてしまいます。

その日の様子を、残しておいてください

レクの時間は、ご家族がいちばん知りたい時間です。どんな顔で過ごしているのか、誰と話しているのか。面会に来られたときの数十分では分かりません。

写真を一枚と、一行の言葉。それがあるだけで伝わります。ケアマネジャーが事業所を選ぶときにも、ここを見ています。

私たちが作る事業所の頁では、写真を入れて一行書けば、その場で公開されます。制作会社に依頼して数日待つ必要がありません。介護の事業所だけのホームページ制作をご覧ください。

よくあるご質問
何問くらいがちょうどよいですか。

みんなで声に出して行うなら、二十問で二十分ほどです。話が広がると一問に五分かかることもありますので、十問で始めて、足りなければ足す形をお勧めします。

答えが出ないときは、どうすればよいですか。

ヒントを入れて印刷しておくと、その場で出せます。それでも出ないときは、選択肢を三つ作って選んでいただく形にすると、答えられます。分からないまま次へ進むより、答えられた形で終える方がよい時間になります。

同じ問題ばかり出ませんか。

六十問から選んでいますので、二十問なら組み合わせは毎回変わります。ただし何度も使うと重なりますので、そのときは問題の数を十に下げて、回数を増やす形が使いやすいと思います。

書くのが難しい方がいます。

「答えを書く欄」を入れないを選ぶと、線が消えます。声に出して答えていただく形なら、書く欄は要りません。紙は職員が持ち、読み上げるだけでも成り立ちます。

印刷したものを配ってよいですか。

事業所の中でお使いいただく分には、自由にお使いください。人数分を印刷して配っていただいて構いません。

ほかのレク
行事の記録を、そのまま頁に残せます。

写真を入れて一行書けば、その場で公開されます。ケアマネジャーとご家族に、いちばん伝わる面です。介護の事業所だけのホームページ制作です。

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