放課後等デイサービスの送迎加算。片道 54 単位と、算定に要る記録
放課後等デイサービスの送迎加算は、学校、園、居宅と事業所の間の送迎を行った場合に、片道につき 54 単位を算定する加算です。往復なら 2 回分で 108 単位になります。事業所と同一の敷地内や隣接する敷地内の送迎は所定の 70% の算定になります。令和 6 年度の報酬改定で、看護職員を伴って医療的ケア児を送迎した場合と、重症心身障害児を送迎した場合に、片道につき 40 単位を上乗せする扱いが設けられました。この記事は、厚生労働省の告示と各種の解説をもとに事業所の側から整理したものです。単位数と要件は告示と自治体の案内で確かめてください。
算定の要件
送迎加算は、通所が難しい児童に対して、事業所が送迎を行った場合に算定します。送迎先は居宅、学校、園が基本で、保護者の同意を事前に得ていれば、利便性のある特定の場所を送迎先にすることもできます。事業所から学校へ迎えに行き、事業所から居宅へ送るのが放課後の典型で、この場合は片道 2 回分です。
安全の側の要件
送迎の安全対策は、令和 5 年の通知以降、置き去りを防ぐ確認と安全計画の作成が求められています。乗車と降車の確認を車ごとに記録し、添乗員を置く場合はその配置も残します。送迎加算の算定と安全の記録は別の話ですが、同じ便の記録で両方を満たせます。
片道ごとに残す記録
加算は片道ごとに算定するので、記録も片道ごとに要ります。日付、便、車両、運転者と添乗者、送迎先(学校か居宅か)、各児童の乗車と降車の時刻、当日の欠席と変更。この並びが日付ごとに読める形になっていると、請求の根拠と運営指導の確認を同じ紙で済ませられます。学校ごとに下校の時刻が違い、便の組み方が毎日変わる事業所ほど、手で書く記録は抜けが出やすくなります。
保護者の側から見ると
保護者が知りたいのは、子どもが学校で無事に乗ったか、家に何分後に着くかの二つです。乗車の記録が残った時点で保護者の窓に「乗りました」と出て、送りの便では「あと 5 分」と出る形にすると、事業所への電話が減ります。
かぞくのまどは、デイサービスの送迎のために作った仕組みですが、便と乗降の記録の形は放課後等デイサービスでも同じです。仕組みと料金 をご覧ください。